はじめまして、勝部一志と申します。仕事を聞かれると「会計士をしています」と答えることが多いのですが、私の場合、やや狭い分野を専門としていることもあり、世間でイメージしている感じと異なります。例えば、日本の税務申告や経理業務はほとんんど専門外ですし、税理士資格も持っていません(もちろん、少しは知っていると思いますが)。
では何をやっているのかというと、主にM&Aのアドバイザリー業務をやっています。この仕事を始めるまでに金融機関、監査法人といろんな職場を転々としてきましたが、はじめてのブログ投稿ということでM&Aアドバイザーとしての初仕事、初案件について書こうと思います。
私のM&Aアドバイザーとしての初めての案件は、中国地方の自動車部品会社で、売り上げは200億円規模で地元では知らない人がいない優良企業でした。すぐに終わるだろうと思っていたのですが、なんとすべて終わるまで3年も掛かり、終わったのは退職の寸前でした。
いろんな思い出があります。とても厳しいお客様でしたし、案件としてもたくさんの論点がありました。今思えば最初の案件があの案件でよかったと思います。
あれから7年近くが経ったのですが、つい先日、当時の会社が別の会社にM&Aされました。当時の買い手がファンドだったのでいつかは必ず売却すると思っていたのですが、まさか7年もかかるとは思わなかったです。
豊橋との出会いも最初はこんなに長い付き合いになるとは思いませんでした。けど今では、一生の付き合いになることを確信しています。これからも素敵な出会いがあることを楽しみに豊橋の生活を楽しみたいと思います。